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マサ子さんVo.サブリナ没後30年回顧イベント

SABRINA, FOREVER2024

生配信チケット販売中!¥2,000
(8/18(日) 23:59までアーカイブあり)

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2024年7月27日(土)
代官山 晴れたら空に豆まいて

​キャンセルが出た場合はまゆたんのXにてお知らせ
​するか、当日券の販売をいたします。

18:00開場/18:30開演

前売(お土産付):4,500円(+1D 700円)/当日:5,000円(+1D 700円)

小学生以下無料

【出演】

マサ子さん1/2(マユタン&青木浩子)

石川浩司

氏神一番

大槻ケンヂ(弾き語り)

和嶋慎治

スイマーズ

ザ・スリーメン

べるべっとないふ

磯部智子

赤帽さん

団地ノ宮

80年代後半から90年代前半に活躍した、でんせつのガールズバンド「マサ子さん」のVo. であり、私の姉のサブリナ・ブルネイが26歳という若さで旅立ってから、なんと今年で30年(!)が経ちました。30年後も当時の仲間達が音楽を続けているという素敵な未来に、サブリナはきっと羨ましがっていることでしょう。ということで没後30年の節目に、サブリナに喜んでもらえるようなライブを企画してみました。マサ子さん1/2(マユタン+青木浩子)のステージを基本に、親交の深かったミュージシャンの皆様に入れ替わり立ち替わりゲスト出演して頂くという、一夜だけのスペシャルなライブをやります!サブがにこにこしながらステージを観たり、なんなら一緒に歌ったりしてくれると信じて、あなたも『SABRINA, FOREVER2024』@晴れ豆に遊びにきませんか?
 

マユタン・ジェリンドリーム(マサ子さん/マサ子さん1/2)

もう30年も経つなんて驚き!英国にずっと住んでいるから時間の流れる感覚がゆるく曖昧になっていて、まゆたんや他のメンバーにも滅多に会えない環境にいるせいかな、サブにも”しばらく会ってないなぁ…”という感じがしてます。カナンのほんの少しはロンドンにいるしね。もちろん、あの頃はサブに会えなくて悲しくてさみしくて、たくさん泣いた。だから今はそんな風に思えるようになって良かったなって。あの頃6人で過ごしたあれやこれやは今でも鮮やかに思い出せる。当時から感じてたけど、あの頃の私たちは特別な絆で結ばれてて濃密で楽しい日々を過ごしていたんですよね。だから強烈に今でも心に残っていて、宝物になっている。だからサブには、一緒に過ごせて楽しかったね、本当にありがとう。いつかまたゆっくりお茶でも飲んでおしゃべりしようね。そんな言葉を伝えます✨
 

ウイカ

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マサ子さんの曲は想像力豊かに編まれた、不思議な曲たちでした。

サブリナの生み出す楽曲も独特の世界が描かれており、こちらもアレンジの際に自ずとアイデアが浮かんできて、演奏していて楽しかったです。

サブリナは、みんなから愛されている人です。
今も周りの皆が彼女を忘れることなく、それと共にサブリナの不在の喪失感を抱えたまま生きながらえています。
できれば、一緒に歳を重ねて過ごしたかったです。

マサ子さんが威勢良く活動していた時期は、常にメンバーみんなで行動していたように記憶しています。六人六様の個性が飛び交い、それはそれはユニークな集団でした。

サブリナという稀有な存在感を放っている少女と楽しく一緒に音を奏でることができ、楽しく活動できた一時期を共に過ごせて誇りに思います。

サブリナ、またどこかで。


ケビ山りよ子

「マサ子さん」との出会い

高2の春のこと。同級生のカナムが「下北沢でライブを演る!」と言うので応援に駆けつけることになった

おかっぱ頭にランドセルで登校していたカナムとはたまたま席が隣になり、授業中『宝島VOW!①』の回し読みを通じて仲良くなったのだった

アメリカから来たナンシー、という設定だから絶対にアメカジで来てね!

彼女に言われるがままに
ラルフローレンのポロシャツの襟を立て、タータンチェックのミニスカートにリーボックのハイカットスニーカー。。といういでたちで下北沢に勇み足で向かった。今は無き【屋根裏】というライブハウスに足を運んだ初めての日でもあった

何も知らずに独り会場に着くと
モヒカンを立て安全靴を履いた人達や金髪に厚底ラバーソールの人達がゾロゾロ。。。
それはノイズ系ハードコアパンクのイベントだった

カナムめ。。。してやられた!

完全に場違いな人がやって来た感に入場を躊躇するが後に引けない状況を受け入れる以外に術もなく、会場に入るとヘッドバンギングで絶叫している怖い人達で溢れていた。
そんな中、突如鯉のぼりを着た不思議な少女達がステージに現れた

つぅ〜ぼ 滑らかぁあ〜〜〜ぁ ハッ
つぅ〜ぼ 滑らか触ると滑らかぁあ〜〜〜ぁ 

衝撃の歌い出しに会場の空気が一瞬で変わり、先程まで頭を振っていた観客と私の視線はステージの釘付けに

こんにちは マサ子さんです

うおぉーーーーーーーーっ!!!

思わずあがる歓声。
会場には謎の一体感すら生まれていた。その中で大正琴を掻き鳴らしていたのがカナムだった

強烈なカリスマ姉妹マユタンとサブリナに出会って秒でファンになった私は「マサ子さん 」のライブに通うようになった。(まさか後に自分が参加するなんて想像もしてなかった)

サブリナのサポートで冗談でキーボードを弾いていたら程なくしてイカ天が始まった。と同時に「マサ子さん」も瞬く間に渦中に飲み込まれていく。バンドブームが社会現象と呼ばれるまでに膨らんでいったあの頃の私達はまだ全員10代、無敵の世代であった

私達は公私を共にし、ほぼ毎日を一緒に過ごしイタズラの限りを尽くした。
(休みの日も一緒に遊んでいた 笑) 
そんな日々は4,5年位続いたのではないかな

いつだったか、サブちゃんと私は
レゲエダンスホール × ヴォーギングユニット「ウマグマ嵐ーズ」を結成する為、今や伝説のクラブ 【芝浦GOLD】の視察に行くことにした。普通は順番が逆である。するとそこは東京生まれ東京育ちの私達でさえおのぼりさんになってしまう恐ろしい場所であった

ハイヒールにホットパンツでキレっキレな動きで踊っていたあの男の子、ロンドン帰りでまだ17歳なんだって。。。

サブちゃんと2人、隅っこの椅子に座り体育の見学のような面持ちで烏龍茶を飲みながらフロアを眺めていた。「始発って何時だっけ?」

それでも私達は東京クラブシーンに食い込んで行くことを諦めきれず、恥ずかしげもなく東京No.1ソウルセットのDJドラゴン氏にバッキングトラックをお願いし、カラオケスタイルでライブを遂行したのであった
(今の様に簡単にケータイで動画が撮れない時代で本当に良かった〜) 

一緒に日本中を走り周ったあの時間を思い返すと面白エピソードがあり過ぎて書き足りないのですが、長くなってしまったので今回はここまで。「TOKYOかけひき倶楽部」のレポートは次回に持ち越します。


​ピート様 a.k.a. 田中ケムマキ
 

サブリナ・ブルネイ(〜1994)

姉妹で始めたマサ子さんですが、最終的に揃ったこの6人でバンドが演れて、本当に幸せでした。今はもう全員で集うことは叶わないけど、私達には沢山の音源や映像や写真や想い出が遺ってます。人生の奇跡的な時間に感謝します。

(マユタン)

カナム a.k.a. ガラ(〜2005)

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